【新しい日々を紡ぐ】

みなさんどうも。
E-LINK移転部隊隊長の奥平です。
まだ隊員は僕ひとりなのでこの記事を読んでくださったあなたもめでたく隊員です。入隊おめでとうございます!

さて、
4月から新拠点へと移るE-LINK。
1階にはシェア型書店とおしゃれなカフェ、
2階部分がまるっと子どもたちと私たちの新拠点になります。

3月末には学童、フリースクールの子どもたちと引っ越しをしたい!と
ギアを上げて引っ越し作業を進めていこうと思ったのですが…あれっ?

逆に物が増えてる!!!笑

ビフォー↑ アフター↓

オーナーさんが地域のためにと大切に守ってきた場所であるがゆえにお宝の保管場所として大切なものが運ばれてきた模様。

「素晴らしい地域のお宝たちだなあ」と見惚れてしまいましたが、
宝物を傷つけぬように避けながらの難易度の高い特殊戦となってしまいました。
隊員のみなさん!訓練の成果を出す時です。

子どもたちが楽しそうに過ごす瞬間を想像して再び心に火を灯した奥平隊長。

DIYは気力との闘い。
1番やる気があるときに1番難しいことからとまずはトイレから取り掛かることに。

目指すのは”おしゃれなカフェのようなトイレ”

低学年の子どもたちが怖がる場所がトイレです。そんな場所が暗くて汚かったら絶対に嫌です。

清潔感いっぱいでおしゃれな空間になるように古い部品は外し、漆喰で内装を整えます。

うむ。暗くて怖いですね。
でも、みんな安心してくださいね!
隊長も怖いけど頑張ります!笑

塗りに入る前にまずは養生をします。
漆喰塗りは養生が8割と言われています。
古民家リノベで自宅を改装して住んでいる奥平の1年がここで活かされます。

さあ!塗っていきましょう!
ベジタウォールという野菜酵素で作られた漆喰を使います。
野菜のおかげなのかほんのり甘い香りがしてお腹がすきます。

内装の材料を選ぶ際、少しコストが上がりますがここだけは!とワガママを通させていただきました。

子どもたちが毎日過ごす場所です。

心も体も健康でいられるために妥協はしたくないという想いで選びました。

実は自宅の寝室の壁もベジタウォールを塗って完成させました。

夜になると咳き込んでしまうことがあった奥平ですが、
劇的に改善して、睡眠も深くなりました。

実体験があったので心からオススメできる素材で新拠点を作っていきます!

漆喰の原料は石灰石です。
防火性、調湿性、耐久性、殺菌効果に優れています。

5000年前のピラミッドの壁に使われたのを始まりに、飛鳥時代には古墳の内装、有名なところでは世界文化遺産にも登録された姫路城にも使われています。

いいことばかり書いていますがとにかく
塗るのが大変!!笑
髪の毛も服も真っ白になりながらの作業です。(特にこのトイレの裏が狭くて難易度MAX!)

作業開始から4時間ほどでトイレの壁すべてを塗り終えました!
あとは乾くのを待つのみです!

「まだやんのかい?」

後ろから突然声が聞こえ振り向くと
作業着を着たおじちゃん。

1階のカフェの内装を担当しているそうです。

生まれて初めてケーキを食べた人みたいに真っ白な僕の顔を見て

「佐官屋さんじゃないのに偉い!!」とポケットからキャンディーを僕に渡してくれました。

未来の子どもたちの笑顔のために今はひとりで我慢だ!と

踏ん張っていた心がふわっとほどけてうるっときてしまいました。
ずるいぜ、おじちゃん。

さて、今日はここまで。
大変なことも多いですが、楽しいことも同じくらいあるい作業なので
子どもたちにも経験させたいなと思う奥平です。

みんなで漆喰塗りDAYなど企画したいなと企んでいますので
隊員のみなさまどうかお楽しみに!

次回は地道に部屋全体の養生を進めていきます!

さあ、子どもたちが笑う未来に向かって張り切っていきましょう!

最後まで読んでくださりありがとうございました。

E-LINK移転部隊隊長 奥平啓太

この記事を書いた人